お盆の成り立ちとマナー|お盆休みだけじゃない!?本来の意味やお返しについて

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最近ではお盆に迎え火や送り火を行わない家庭も多く、ただ「お盆休み」というイメージしか抱いていない人も少なくないのでは?

知っていて行わないのと、知らないから何もしないのとでは大違い。
いざというときに恥をかくことのないように、成り立ちと合わせてマナーを確認しておきましょう!

 

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お盆とは

お盆とは

「お盆」という言葉は知っているけれど、いざ聞かれるとあんまりよく分からない……。

そもそもお盆は何をする日?

そもそもお盆というのは「祖先の霊を祀る」ための、日本独特の行事です。

盆踊りは夏祭りの定番として有名ですがその名の通りお盆を代表する行事でもあります。
また知らない人も多いですが、七夕も実はお盆に連なるイベントのひとつ。

七夕は「棚幡」とも書き、故人を迎えるための「精霊棚」と、その棚に安置する「幡(ばん)」。
これらをあつらえる日だったことに由来しているそうです。

お盆の由来

仏教における盂蘭盆会(うらぼんえ)、あるいは盂蘭盆(うらぼん)。
これを略したものが「お盆」だとされています。

お盆の歴史は古く、記述にある限りでもなんと西暦606年に行ったのが初めてのお盆だったそうです。
本来は7月15日ごろに行われていた行事なのですが現在は8月中旬に行われるケースも多いですね。

これは太陰暦と太陽暦による暦の違いなども関係しているのですがいずれにせよ大切なのは、「祖先の霊に感謝する」という気持ちであるようです。

きゅうりの馬やナスの牛は何を意味するの?

お盆のお供え物と言えばきゅうりやナスで作った馬や牛をよく見かけます。

これは「精霊馬(しょうりょううま」と言って、祖先の霊が来るときは馬に乗って早く来てくださいね、帰るときは牛に荷を引かせて、ゆっくり帰ってくださいねという思いから用意されているものです。

 

お盆は何を贈るのか

お盆は何を贈るのか

お盆のお供え物には、他の冠婚葬祭に比べると厳しいマナーなどはありません。
あまり難しく考えず故人が生前好きだった物などを贈ると喜ばれるでしょう。

ただし、お盆の時期には「殺生をしてはいけない」と考えられていますから、お肉や魚などは避けるべきです。
夏場に生ものはどうしても気を使わなければいけませんから、衛生的に考えてもあまり適しているとは言えませんね。

一般的に喜ばれるのは後日持ち帰ることができるような小分けされたもの、「お菓子」や「飲み物」であれば問題ないと思います。

 

お盆の熨斗(のし)

お盆の熨斗(のし)

お盆には「お供え物」をすることになりますがそのとき相応の熨斗で彩る必要があります。

正式にはお祝いごとに限り「熨斗」と呼び仏用やご霊前であれば「掛紙(かけがみ)」と言います。
この掛紙は、お供え物を購入したお店などで「お供えの掛紙をお願いします」と頼めば対応してくれます。

表書きは、水引の上には「御仏前」または、「ご仏前」「御供」「お供え」「御供物料」「御香料」と記入しましょう。

このとき、名前に関しては必ず書かなければいけないという決まりはありません。
直接渡す場合や相手が親しい身内であれば掛紙による装飾だけでも十分でしょう。

 

お盆のお返し

お盆のお返し

お盆でお供え物をいただいた際にはやはりマナーにのっとってお返しをしましょう。

参加者には

遺族、親族など、故人と特に親しかった方には初盆の法要のあと食事の席(会食)を設けることがお供え物や参列してくれたことへのお返しとなります。

また、香典をいただいた場合は引き出物も用意しておきましょう。
このとき用意する引き出物の予算はお供え物の金額の「半分~三分の一」程度が目安とされています。

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僧侶へは

参列してくださった方々とは別に法要をしてくださった僧侶へのお返し(お布施)も用意しましょう。

お盆のお布施には決まった金額はなくあくまでも目安ではありますが、大体「5千円~2万円」程度渡す方が多いようです。
また新盆や初盆の場合には「3万円~5万円」を目安にお渡しします。

さらに家に来ていただいた場合は「5千円~1万円」を車代として渡すこともありますがこちらは地域などによって考え方が異なる部分でもあります。

地域による、という意味では現金に限らず「食事」や「お土産」でお渡しすることもあるので自分の地域や家庭ではどのような考え方なのか、確認しておくと良いでしょう。

 

まとめ

今回はお盆についての一般常識や成り立ちについてご紹介しました。
現在ではお盆休みばかり先行してしまってその意味などを知らない方も多いと思います。

「お盆はこういうもの」「お盆にはこうすべき!」なんてことは全然ありませんが、今回の記事を読んでもらって本来の意味を理解するだけで心持ちもちょっとは変わるかもしれませんよね。

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