お彼岸のマナーとルーツ|勘違いしやすい掛紙(のし)やおはぎの意味

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お彼岸って、お墓参りをするだけじゃないの……?
そんな方のために、お彼岸に関するマナーとルーツをまとめました!

意外と知らないけど、マナーはマナー。
いざというときに知らないと、恥ずかしい思いをするかもしれないのでしっかりチェックしてくださいね!

 

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お彼岸の時期

お彼岸の時期

「彼岸」は、仏教用語の「波羅密多(はらみった)」から来たものとされ「此岸(しがん)」にある者が、「六波羅蜜(ろくはらみつ)」の修行をすることで「悟りの世界」、つまり「彼岸」に辿り着けると考えられたものに由来します。

故人の魂を供養すると共に、この世に生きる自分たちも「彼岸」へ到達できるように願う、という大切な行事です。

お彼岸にまつわる慣用句として「暑さ寒さも彼岸まで」というものがありますがこれは「春彼岸」と「秋彼岸」について端的に表したものです。

「春彼岸」とは、春分の日(3月)を中日として前後3日間……合計7日間
「秋彼岸」とは、秋分の日(9月)を中日として前後3日間……合計7日間

をそれぞれ指しています。

このとき、7日間の初日を「彼岸入り」7日間の最終日を「彼岸明け」と言います。
また春彼岸を単に「彼岸」を呼ぶのに対し、秋彼岸を「のちの彼岸」と呼ぶ場合もあります。

お彼岸の歴史は非常に古く806年には日本で初めての彼岸会が行われました。
この彼岸会法要は当初天皇の詔として始められましたがのちに「祖先を供養する」行事として民間に定着しました。

 

お彼岸の熨斗(のし)

お彼岸の熨斗(のし)

お彼岸はお祝いごとではありませんから、正確には熨斗ではなく「掛紙(かけがみ)」と言います。
現在は混同されがちですが、熨斗というのは元々掛紙に施された装飾のことを指しますからお供え物を購入したお店などでお願いする場合は、「掛紙をお願いします」と頼めるとスマートですね。

お彼岸の際につける掛紙にはいくつか種類があり用途によって使い分ける必要があります。

お寺のご住職にお礼の品として渡すとき

無地の白い紙か、水引が紅白の蝶結びのものを選び表書きには「粗品」や「上」と書きます。
また、お布施と一緒に渡す場合は、掛紙は必要ないようです。

法要のお供え物として用意するとき

掛紙の水引が黒白などで、結び切りのものを選び、表書きには「御供」、忌明け前ならば「御霊前」、忌明け後ならば「御仏前」などの言葉を上段に添えると良いでしょう。

お供えに対するお返しとして用意するとき

掛紙の水引が黒白などで、結び切りのものを選び表書きには「彼岸供養」「粗供養」などつけると良いでしょう。

 

お彼岸の贈り物

お彼岸の贈り物

都合が合わずお墓参りができないから今年はお供え物を贈っておこうという場合、実はお彼岸の贈り物には特に決まりがありません。

季節の果物やお菓子など故人が特に好きだったものを中心に考えられるとより気持ちが伝わって良いかもしれませんね。
また行事の特性上、お線香を贈っても喜ばれます。

ただ、いずれにせよ掛紙と共に一筆添えると一番喜ばれるようです。
大事なのは物選びのセンスではなくどれだけ気持ちが込められているか、ということですね。

 

どうしてお彼岸におはぎなの?

どうしてお彼岸におはぎなの?

お彼岸にお供えするものといえば「おはぎ」。
どうしてお彼岸におはぎなの?
ぼた餅となにが違うの??

理由は知らないけどとりあえず……、と用意されている方も多いのでは?

実はおはぎとぼた餅は同じもの。
違うのは使われているあんこが粒あんかこしあんかの違いでそれぞれ「春」と「秋」になぞらえられています。

ぼた餅は「牡丹餅」と書き牡丹の花が春に咲くことから春彼岸に。
おはぎは「御萩」と書き萩の花が秋に咲くことから秋彼岸に。

そもそもどうしてあんこなのか

これは「小豆」の赤色が邪気を払うということで江戸時代ごろから供養として始まったそうです。
小豆は元々漢方薬として中国で使われていたこともあり日本に入ってきた折に、健康食材として迎えられたという背景があります。

また江戸時代の砂糖は高級品でしたから祖先を供養するときくらい甘いお菓子を食べましょうということで、贅沢品としての意味合いも強かったようですね。

 

まとめ

今回はお彼岸について、そのルーツや意味をご紹介しながら、間違えやすい掛上(のし)や意外と知られていないおはぎについてご説明しました!

こういった行事は調べようと思わないとなかなか知らない事柄なので、この機会にぜひとも理解してくださいね!

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